女性器・男性器の悩み相談所

家族や友人には相談しづらい性器に関する様々な悩みにお答えいたします。

Q&A

感染症である「後天性免疫不全」は女性性病なの?

後天性免疫不全という感染症の名前は非常に有名なものとなっています。
より分かりやすい表現で言えば「エイズ」がありますが、実は後天性免疫不全という症状はヒト免疫不全ウイルス、つまりエイズウイルスに感染することで引き起こされる症状です。
そのため後天性免疫不全とエイズはまったく別のものなのです。
感染症として引き起こされるのは後天性免疫不全であり、原因となっているのがひと免疫不全ウイルス、HIVなのです。
さて、しかしながら時折「この感染症は女性性病だ」と言っている人もいます。
とはいえ実際のところ、これは感染症としては男女問わず発症する可能性があるものです。
ですから女性性病と言う形で扱うことは不適当だと言えるでしょう。
そしてそもそもの話として、女性性病と言うくくり自体がかなり不正確なものであるということは忘れてはいけません。
性病はあくまでも原因となる菌やウイルスに感染することで引き起こされる症状ですから、その原因となる菌やウイルスに感染してしまえば男女問わず発症することになります。
よく男性固有の感染症とされるような梅毒が女性に発症するということもありますし、また女性性病として言われるトリコモナス膣炎が男性に発症することもあります。
もちろんトリコモナス膣炎に関しては「膣に炎症が発生する」というものですから男性の場合自覚症状が乏しいと言えますが、他者に感染症を拡大させる可能性がある以上は感染していると言わざるを得ないでしょう。
このように感染症の症状の出方には違いがあったとしても、男女のどちらかが絶対に感染しないということはありません。
「自分には感染しない」という思い込みは非常に危険ですから、常に正しい情報を持って判断していくようにしましょう。